研究チーム紹介

イノベーション:ベンチからチェアサイドへ

 「ベンチからチェアサイドへ」というのはどう意味でしょうか。実験室で示された基本概念やプロトタイプの未完成の技術を、実際、治療に使えるレベルにまで仕上げるということです。このことは研究活動の中でも、最も難しい部類の仕事となります。大手の製薬会社や機器メーカ―でも、数十人、場合によっては数百人の社員が、数年から10年以上もかけて行う仕事です。UCLAの私たちの研究チームはこのことに、強いこだわりを持って日々努力しています。難しい言葉を使うと、大学発の技術移転を成し遂げることによって、医療や科学におけるいずれかの分野で、新しいページをめくることができれば、と思っています。 

 

研究チームの名称は、骨・インプラントサイエンスチームといって、英文ではLaboratory for Bone and Implant Sciences (LBIS)と言います。UCLA歯学部の先端補綴学講座が設立したワイントロープセンターという研究施設内にあります。 

 

ミッションを叶えるために、私たちの研究チームは、図のような3つの専門性あるいは得意分野を身に着け日々研鑽をつづけています。まずは、応用に適したよりよい特性をもつ生体材料を創造すること、そして、生体材料と生体あるいは細胞の相互作用を研究(界面科学)することにより、生体材料の能力を高めたり、別の能力を付与したりすること(機能化マテリアル、インテリジェントマテリアルの創造)、そして、これらの生体材料と、何か生体の中で再生のしくみを手助けする分子やシグナルとを併せながら、実際の生体組織を創り出すことです(テイッシュエンジニアリング)。 

 

研究チームは、常に5から8人程度で構成されていて、チームが独立してからこれまで9年ほどたちますが、日本や、その他の海外からの研究留学生、博士課程や修士課程の学生、歯学部学生、研修医、研修生などを含めて、40人ほどが巣立っていきました。異なる国、異なる分野、異なる立場から集まった人たちです。未来にかける情熱と向上心にあふれ、時間を惜しまずに努力する人たちばかりでした。私はリーダーと呼ばれるにはほど遠い存在ですが、尊敬し、信頼できるこの40人のみんなと、共通のゴールに向かいながら、同僚として働くことができ、友達となることができたことは一生の宝だと思っています。もともとは住む場所も働く場所も違った人たちが、このような機会で結びついたことは奇跡だと思って、感謝しています。

 

LBIS チームメンバー

  • Neha Rajput
  • Peter Refela
  • Sekiya Takeo
  • Yasuyoshi Torii
  • Chika Iwasaki
  • Miyuki Tanaka
  • PooyaSoltani
  • Won-Hee Park
  • Manabu Ishijima
  • Takayuki Ikeda
  • Kaori Nakagawa
  • Masako Tabuchi
  • Makoto Hirota
  • Rajita Kodali Kanuru
  • Katherine Torres
  • Diana Rosales
  • Edwin Salvatierra
  • Makiko Saita
  • Fuminori Iwasa
  • Ken Ishizaki
  • Tetsuo Ohyama
  • Jae-Hoo Lee
  • Katsutoshi Kubo
  • Yoshihiko Sugita
  • Masahiro Yamada
  • Norio Hori
  • Takeshi Ueno
  • Hajime Minamikawa
  • Naoki Tsukimura
  • Norinaga Kojima
  • Takeo Suzuki
  • Naoko Sato
  • Jeff Ohyama
  • Christopher Chen
  • Fumio Suehiro
  • Hafiz Hasnain
  • Bita Farhoumand
  • Jun Royce Flores
  • Hideki Aita
  • Wael Att
  • Frank Butz
  • Kazuo Takeuchi
  • Kazu Hamada
  • Rei Saruwatari
  • Hiro Nakamura
  • Soo-Woo Kim
  • Hee-Kyon Kan
  • (May) Chau Mei Chan
  • Joanna Xi