ミッション

「食べる楽しみ、動く喜び、すべての人に」

世界は高齢化社会を迎え、日本においてもその傾向はより顕著な形で表れています。ご高齢になると深刻になる健康上の問題に、歯の喪失と骨の病気があります。歯を失うと、噛むことが不自由になったり、食べることを躊躇したり、今まで通りの食生活が送れなくなったりします。見かけの変化、つまり審美的な問題も生じます。骨の病気は骨折や関節の機能不全を引き起こし、立つことや歩くことにも困難を来します。そして、この二つの問題は、多くの場合、共通の原因があり、骨が病的に減ったり、消失したりすることによって起こるのです。例えば、歯の周りの骨がなくなることを歯周病といい、それが進行すると歯は動揺するようになり、やがて失うことにつながります。また、足や背中の骨が弱くなると、骨の途中で骨折を起こしたり、関節の付近の骨が傷んで、関節がスムーズに動かなくなったりするのです。


我々、UCLAの骨・インプラントサイエンスチームは、インプラントや人工骨など、治療に使用する生体材料が、既存の骨といかになじむか、あるいはその周囲にいかに効率よく骨を創って接着するかを科学しています。また、骨自体が、どのような工夫をすると、再生するかの課題にも取り組んでいます。このような研究活動を通じて、我々のチームが目指す社会医療的貢献は、インプラント治療や骨の再生療法を通じて、多くの患者さんの歯や骨、そして関節を修復、再建させてあげることです。そして、そのことによって、食や自由な生活がもたらす喜びや幸せの回復に貢献することです。日本、そして世界の、一人でも多くの方々すべてが、食べる楽しみと動く喜びを再び感じていただけたらと願っています。

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食と歯、食とインプラントの関わりについて牛尾治郎氏と対談しています。

 

味の手帳

「世界初、光を使ったインプラント活性化技術の発見」

2012年7月号 p. 4-20

http://www.ajinotecho.co.jp/